社会から求められる准看護師を育成するために
草加八潮医師会准看護学校 校長
土屋 史郎
こんにちは、校長の土屋です。
准看護師の主な仕事は患者さんの診療の補助や療養上の世話をすることですが、患者さんやその家族の気持ちに寄り添い、共感したり励ましたりすることも重要で、人間性も求められています。
よく看護職は3K(きつい・汚い・危険)と言われますが、Y(喜び・やりがい)もたくさんあります。また、埼玉県は比較的若い人の多い県と言われてきましたが、これからは全国でもトップクラスのスピードで高齢化が進むと予想されており、看護職の必要性がますます高まっています。
看護職の中でも准看護師は働きながら2年間で資格が取れ、その後働くだけでなく進学して看護師資格を取ることも可能です。また、看護学校にない特徴として、いろいろな職業や子育てを経験した人生経験豊かな人も多く入学するため、一緒に学ぶことで人間性を磨くことができると思います。
当校は昭和30年(1955年)に開設された伝統のある准看護師養成学校で、東武准看護学校から始まり平成15年に現在の草加八潮医師会准看護学校に名称変更をしています。
今まで2924人が卒業し、地域に必要な人材として活躍しています。また、埼玉県の資格試験はこの20年間全員合格を続けており、全国の185校以上の准看護学校による資格試験模擬試験ではこの10年間毎年10位以内(今年1位、昨年2位)に入っています。
それだけ指導も厳しいのですが、そのことは准看護師になってから必ず役に立つことと思います。 このように社会から求められ、やりがいのある准看護師になるため、指導の厳しい当校で人生経験豊かな人達と一緒に学んでみませんか。やる気のある方をお待ちしております。